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よくあるご質問

断熱材の製品情報や、環境についてお客様から、よくいただくご質問を掲載しています。

断熱材について【全般】

Q. 発泡ウレタン断熱材のメリットは?
A. 現場発泡の断熱材の為、躯体の隙間までウレタン断熱材が入り込み高断熱・高気密が確保できます。さらに安定した品質の為、効果の持続性も確保できます。
Q. ダルトフォームの断熱性能は?
A. 木造用の熱伝導率は0.040W(m・k)以下【JIS9526に基づくA種3規格】一般建築物用の熱伝導率は0.026(m・k)以下【JIS9526に基づくA種1H規格】熱伝導率も重要ですが、他の断熱材に比べて隙間なく施工されるため、断熱材のつなぎ目などからの性能損失が少ないです。性能損失が少ない点は大きなポイントです。
Q. どんな商品がありますか?
A. ダルトフォームWS11000【木造用】
HEATLOK HFO【一般建築物用用】
LDフォーム
Q. ダルトフォーム・HEATLOK HFO・LDフォームの接着性は?
A. いずれも躯体への接着性は良好でしかも発泡と同時に接着開始します。そのため、施工後に脱落するなどの心配がありません。
Q. 海外で開発された断熱材は日本の気候に合いますか?
A. どんな気候でも対応可能です。断熱というと暖房が必要な地域での対策と思われがちですが、冷房が必要な地域での採用も多いです。
現場発泡の断熱材の為、躯体の隙間までウレタン断熱材が入り込み漏気(温熱および冷熱を含んだ空気の移動)を防ぎ、高断熱・高気密が保たれます。また、断熱効果と気密効果の両方が得られます。
Q. オゾン層に影響を与える環境負荷物質等は含まれていませんか?
A. ダルトフォームはオゾン層を破壊するフロンガスは一切使用しておりません。環境に負荷をかけることなく安心してご使用頂けます。
Q. ダルトフォームは収縮しますか?
A. 施工を行った直後は発熱を伴い、一時的に体積が膨張しているため、発熱後に若干の収縮はありますがその後のウレタンフォームの収縮はありません。
(発泡体の自然現象で膨らみが収まることを専門的にはsettle down といいます。現場で確認可能です。)
Q. リフォーム・リノヴェーション時にも使用できますか?
A. 問題なくご使用頂けます。ただし、部分リフォーム等につきましては施工しにくい箇所も生じる可能性がありますので、吹付必要箇所や必要厚み等と併せて設計士様・施工会社様との確認・お打ち合わせをお願い致します。
Q. JIS製品認証取得品ですか?
A. はい。木造用・一般建築物用ともにJIS製品認証取得品になります。

断熱材について【木造】

Q. ダルトフォーム・LDフォームを施工することのメリットは?
A. 高断熱・高気密の吹付硬質ウレタンフォームを施工することにより、建物内の部屋間の温度差を小さくし、急激な温度差を無くして体への負担を少なくします。
ヒートショックによる体への危険性を軽減します。健康住宅の実現が可能です。
Q. 透湿性はありますか?
A. 木造用のダルトフォーム・LDフォームは連続気泡(オープンセル構造)により透湿性があります。室内の湿度を外に逃がすだけではなく、透湿性能が少ない他の断熱材に比べ建物の躯体への負荷も少なくします。
Q. ダルトフォーム・LDフォームの施工対象物は?
A. 透湿抵抗の小さい対象物を推奨します。透湿防水紙を使用する場合は、施工時にしっかりと張力をもたせて施工してください。十分に張力をもたせずに施工した場合、発泡時の圧力によりたわみが生じて外部の通気層を潰してしまう可能性があります。
Q. 高断熱・高気密だと結露しませんか?
A. 木造用のダルトフォーム・LDフォームは透湿性がありますので、ウレタンフォームの内部を抜けた湿気を必ず外部に逃がす必要があります。透湿シートや透湿抵抗の小さい物を吹付面材料としてご使用いただき、外部に通気層の設置をお願いします。また、ご使用になる気象環境等により室内側への防湿シートの施工が必要になります。
注意点をご確認の上、施工を行って頂ければ基本的に結露の発生はございません。
Q. 火災時に影響はありますか?
A. 有機物の為全く燃えないことはありませんが、難燃剤を含んでいるため、燃え広がらず炭化して燃焼を抑えます。また、防火構造認定・準耐火構造認定の各種防火認定も取得しておりますので安心してご使用頂けます。
Q. ネズミや白アリに食べられる心配はありませんか?
A. ダルトフォーム・LDフォームは保温性能が高くシロアリ等が居やすい環境ではありますが、栄養源とはならないため好んで食べることはありません。シロアリがウレタンフォーム内に侵入した場合、蟻道となり穴を開けて道を作成する可能性はありますが、躯体に防蟻処理等がしっかり施されておれば断熱材までシロアリ等が入る可能性は低いです。
Q. 商品の劣化や変色などは
ありますか?
A. 基本的に施工後の壁内において、極端に急速な劣化や変色などは起こりません。ただし、紫外線・水分・酸素などには弱いため、そのまま曝してのご使用や長期間放置しておくことは控えてください。劣化や変色が急速に起こる可能性があります。

断熱材について【一般建築】

Q. HEATLOK HFOを施工することのメリットは?
A. A種1Hの高性能吹付硬質ウレタンフォームになっており、フロンガスを使用しないHFO(ハイドロフルオロオレフィン)により発泡させています。原材料の一部にリサイクルペットボトルを原料にしたTEROL®を使用しており、今までのウレタンフォームとは違う環境配慮型の吹付硬質ウレタンフォームとなっております。
Q. TEROL®とは?
A. リサイクルされたポリエステル材料に由来する材料です。リサイクルされたポリエステル材料を使用することにより、安定した性能・優れた品質を提供するのみでなく、環境汚染の削減と持続可能な開発にも貢献します。
Q. HEATLOK HFOの燃焼性は?
A. JIS基準に基づいた燃焼性能試験を行っており、試験を合格する基準の燃焼性を有しています。

環境について

Q. 硬質ウレタンフォーム原液の危険性に関して
A. 硬質ウレタンフォーム原液に関しまして、消防法上の危険物には該当しません。ただし、地方自治体が定める火災予防に関する条例(火災予防条例)においては、指定可燃物に指定されています。定められた指定量を上回る場合などは、各自治体の条例で定める基準をご確認ください。
Q. 硬質ウレタンフォーム原液の保管に関して
A. イソシアネート(B液)は消防法で定める危険物第四類第四石油類に該当します。指定数量以上を貯蔵し取り扱う場合は、消防法上の許可が必要になります。(指定数量6,000L)指定数量未満を取り扱う場合につきましても各自治体の条例等で規制があります。消防署へご確認ください。