お問い合わせ

ニュース

Demilec社のHeatlok HFO Proが
マイアミ・デイド郡の高速ハリケーン耐久グレードを達成

2020.04.30

承認書によってHEATLOK HFO PROがフロリダ州の悪天候と厳格な建築基準法の要求に応えられることとが証明されています。

テキサス州アーリントン(ビジネスワイヤ、2020年5月1日)――熱効率に優れ環境に優しいスプレーフォーム断熱材と塗料製造販売の大手、Demilec社が、スプレーポリウレタンフォーム接着剤Heatlok HFO Proに関して、マイアミ・デイド郡から「承認書(Notice of Acceptance: NOA)」を付与されました。全米洪水保険制度(National Flood Insurance Program: NFIP)のクラス5建材に認定されているHeatlok HFO Proは、このNOAにより、フロリダ州の悪天候と厳しい建築基準法の要求に耐えられることが証明されることになりました。

Demilec社は、Heatlok HFO Proがフロリダ州の高速ハリケーンゾーン(High Velocity Hurricane Zone: HVHZ)建築コード基準に適合することを示す実証実験を実施し、「マイアミ・デイド製品管理認証」スタンプの表示が認められています。NOAは指定にあたり、Heatlok HFO Proに関する風圧(揚力)の軽減、厳格な基準を満たす引張強度、寸法安定性とコア密度を明示しています。

NOAの承認プロセスは、建築コードにおける卓越性を測る基準として世界的に認められ、米国本土、南米、グアム、カリブ海沿岸諸国、ハワイ、日本でも使用されています。

「Heatlok HFO Proがフロリダ州NOA指定製品となったことに誇りを感じています。Heatlok HFO Proが卓越した製品であることは、以前から承知していました。この指定によって、施工業者、ビジネスオーナー、住宅所有者の方々も、このことを知るようになるでしょう。Heatlok HFO Proがさらに素晴らしい成果をもたらすことを期待しています」とDemilec社グローバルイノベーション・製品管理担当バイスプレジデントのダグ・ブレイディは述べています。

またブレイディはマイアミ・デイド製品管理認証によって、Demilec社が環境に配慮した安全な建築設計への貢献を拡大することができるとも話しています。

Heatlok HFO Proは中密度のクローズドセル・スプレーフォーム断熱材です。エアバリア、防湿材、遮水材、断熱材として、試験の結果、認定をされており、優れた噴霧性、接着強度、圧縮強度を備えた、地球温暖化係数(Global Warming Potential: GWP)が極めて低い断熱材として機能します。また高GWPガスの使用規制に国際的に合意したモントリオール議定書にも準拠しています。

Demilec社が実施した広範囲の試験により、Heatlok HFO Proが以下の項目で業界標準を上回っていることが示されています。

  • R-11断熱値:ASHRAE 90.1基準の1.5インチでの継続断熱要件を超える
  • 1インチ厚のクラスII防湿層
  • 大半のエアバリア材料への接着性に関して米国エアバリア協会(Air Barrier Association of America: ABAA)の認証取得
  • レンガ、石材加工等の外壁の防火性能に関するNFPA 285認証取得

Demilec社について

ハンツマン・コーポレーションの子会社であるDemilec社は、33年余のオープンセル・クローズドセルのスプレーフォーム断熱材と塗料の製造にあたり、革新的技術と先端科学を活用することで業界をリードし、高い評価を得てきました。Demilec社はよりエネルギー効率の高い製品に対する市場の需要に応えることに注力し、工業、住宅産業、商業、農業、オリジナル設備製造業、教育、水道事業、石油・ガス、エネルギー、軍事、民生品など、多様な業界に商品を提供しています。Demilec社に関する詳細についてはウェブサイトをご覧ください。