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ハンツマンがスプレーポリウレタンフォーム事業の名称
「ハンツマン・ビルディング・ソリューションズ」を発表

2020.05.19

テキサス州ザ・ウッドランズ(2020年5月19日)――ハンツマン・コーポレーションは、本日、世界をリードする同社のスプレーポリウレタンフォーム(Spray Polyurethane Foam: SPF)事業をハンツマン・ビルディング・ソリューションズ(Huntsman Building Solutions: HBS)と命名したことを発表いたしました。HBSはハンツマンのポリウレタン部門における世界展開の基盤です。

SPF事業はハンツマンが北米SPF大手Icynene-Lapolla社を2月に買収し、2018年にすでに獲得していたDemilec社と統合したことによって形成されました。HBSはいまや世界の有力SPFプロバイダーのひとつに数えられ、世界第5位の規模を誇る断熱材メーカーとなっています。Demilec社の社長であったサイモン・ベーカーとIcynene-Lapolla社の社長であったダグ・クレイマーが、協力してHBSを率います。ベーカーはカナダと国際事業を、クレイマーは米国の事業を担います。

ハンツマンのポリウレタン事業部門プレジデントであるトニー・ハンキンズは、新たな名称について次のように述べています。「伝統ある2社の統合は順調に進展しており、新しい名称が決まったことはこのビジネスにとっての重要な節目です。コロナ感染症により困難な状況ではありますが、この先に待ち受けている好機を心待ちにしています。SPFは展望の明るい成長ビジネスであり、当社は他の追随を許さない優れた製品を提供しています。それは市場でもっとも効果の高い断熱材として省エネに貢献するだけでなく、SPF生産の主要原料であるTEROL®ポリオールに、ペットボトル・スクラップをアップサイクルして使用しているという点でも、環境保護に大きな役割を果たしています。HBSは当社の利益率が低いポリメリックMDIもSPF製法のもうひとつの主原料として大量に活用し、利益率の高い特殊なSPFシステムを生産することになります」